セッティングマット [ドラム]
全国のドラマーの皆さん、ドラム叩いてますか?! 今回はセッティングマットの話です。
セッティングマットとは、ドラムを設置する際に使用するマットです。例えばリノリューム、木、タイル、大理石などの床にドラムをそのまま置くと、キックペダルを踏むたびにドラムが前に動いてしまうウォーキングが起こったり、不要な音の回り込みが生じたり、スタンドの位置などが毎回違ってしまうなどの問題があります。セッティングマットはこれを防ぐためのもので、Pearl MAT-10 や TAMA DSM-18 のようにゴムだったり、あるいは Protection Racket Drum Mat のようにパイルカーペットだったりします。
しかしこれが結構高いんです。大きさにもよりますが、1万5千円近かったり... (私の場合、通常は電子ドラム、それも自作の防振ステージ上に置いてありますから) そうそういつも使うものでもなし、1万円以上の投資はちょっと躊躇してしまいます。で、代替案を探すわけですが...
通常のカーペット(一畳程度のサイズ)を買うことを検討しましたが、一般的な薄手のカーペットは、引っ張り、特に斜め方向の変形に弱く、滑り止め加工のないものだと床によってはカーペットごと滑ってしまいます。防音カーペットは裏地があるものの厚手で重く、いいものはないかなぁ、と思っていたところ、たまたま寄ったカー用品店、ドライバーズスタンド にいい物が売っていました。
カーペットの裏地がポリ塩化ビニルのシートで裏打ちされていて、変形の心配はなさそうです。
大きさは 1.4m × 1.2m と、ドラムセットすべてを置くには小さいですが、本体とハイハットスタンド、あとはシンバルスタンドやスローン(椅子)の一部が乗れば滑り止めとしてはじゅうぶん役に立ちます。縦に置けば(スタンド類のカバーは無理ですが)スローンが完全に乗ります。
そしてお値段、たったの 1,480円也。
現物に合わせてハサミを入れて使ってくださいというフリーサイズ品なのですが、ハサミを入れることを前提にほつれないように裏打ちしてあるんですね。ビニール素材の裏打ちシートはゴムほどの食いつきはありませんが、上に乗ってしまえば滑らない程度の固定力はあります。
生地はプロテクションラケットやローランド、あるいはMAPEXなどが出しているもののようなループパイルではなくカットパイルですが、毛足の長いカーペットなのでクッション性もじゅうぶんあります。また、床の状況によっては余分な残響を吸収し適度に音を整える効果もありそう?
サイズ・・・ 1.4m × 1.2m は自宅の電子ドラム用防振ステージと同じサイズなのですが、アコースティックドラム一式を置くことを考えれば、1.7m × 1.4m くらいあると、全部乗るんですけどね。
サイズの件はともかく、先日のライブの時に使ってみてなかなかいい感じだったので、ご紹介でした。
2008-10-29 23:58
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