Zenn-traveler [ドラム]
こないだの日曜日にライブがあったことは書きましたが、注文していたドラムセット(Superstar)が間に合わない恐れがあって、予備のドラムセットを用意していました。
発注した TAMA のドラムセットの納期は当初「10月頃」としか知らされていなかったため、万が一、間に合わない場合に備えておく必要があり、まずは小口径バスドラムを使う可能性をメンバーに相談すると間髪入れず「却下」と... レンタルも検討したのですが、やっぱり結構な値段がしてしまいます。どうしようかなぁ、と考えていたある日、ふと立ち寄ったハードオフ(中古屋)にぽつんとバスドラムが...
「なになに? "Zenn" とな。あー、サウンドハウスのオリジナルブランドだな、ラグなんかは磨けば綺麗になりそうな程度だな。うん? ¥3,150 ですと? や、やっすー... これを予備に持っておこうか...」
そんなこんなで、両手いっぱいに抱えられて、レジに運ばれていったのでした。
先日のカバリング張り替えでも紹介した Pearl RHYTHM TRAVELER のタム3点は、もちろん小口径セットを持ち出す際に少しでも機材を軽くするためにと思って買ったものですが、これを使えるようタムホルダーブラケットを Pearl BT-3 に交換し組み上げたのが、上の写真というわけです。
このバスドラム、右の写真のように木目調のカバリング(塩ビの化粧シート)が巻かれていました。しかしあくまでも木目「調」の模様が印刷されたシートなので嘘くさいんですね。それで、タムの色と合わせるためもあって、カバリングの上からメタリックシルバーのカッティングシートを貼りました。(気泡には気を使いました)
しかしカバリングの張り替えと違い、表面の平滑性、光沢はかなり見劣りしますし、ラグのところでしわが寄ってしまう、浮いてしまうなど問題もあって、遠目には綺麗なんですが近づくと粗が目立ちます。
まぁ、安く仕上げたかったし、仕方ありませんね。
この写真の状態ではまだ未完成で、13インチタムがシンバルスタンドに取り付けられていますが、これをバスドラムから生やすようして、シンバルもダブルタムホルダーにブームで取り付けるようにします。
音づくりは、フロントヘッドに5インチのサウンドホールを開け、打面ヘッドはリングミュート付きの Pearl PTH-22EQ の新古品に交換、内部に薄手のシートクッションを入れてあります。
(毛布だと移動するたびに位置がずれたり形が崩れたりして管理が面倒くさそうだったので。)
ミュートが強めに効いているので音量が小さくなりますが、スネアが12インチだったりシングルヘッドタムをローピッチで使っていたり、バランス的にはむしろ合っています。案外しっかりした音が出ています。
フロアタムやスネアスタンドがないので設置・撤収が簡単ですから、バンド練習だけでなく、人前で使うこともあるかも知れませんね。
ひえ~~~、
かなーりギリギリだったんですね、TAMAのセット。
間に合ってよかったですね。
ステージ上でも目立ってますよ。
by bri (2008-10-24 07:56)
実際には3週間前に届いたわけですが、9月下旬に入る頃には、正直 「間に合わないんちゃうか?!」 と結構不安でした。
バスドラムを入手して予備セット組んだ途端に 「明日メーカーから直送されますんで...」 って納期連絡ですから、なんとも間の抜けた話ですが、何しろ安かったので, 心おきなく実験用に供せます。
by tak (2008-10-24 22:26)
ちなみに、この Zenn Traveler、今は勤め先=大学のボランティアサークル(老人ホームに行って懐メロを演奏したりする) にあげてしまいました。
普段の活動にはドラムセットまで持っていけませんが、大学祭や地域の祭りのステージなんかで使ってくれているようです。
ま、普通のドラムセットより段算軽いですから、持ち出すには便利ですからね。
by tak (2016-01-10 00:46)