即席バンドでライブ！

　職場の即席バンド、たった3回あわせただけで、早くも本番！

　今年はメインステージではなく200㎡ほどのカフェテリアラウンジで、ここには音響設備がない。そこでPA機材やベースアンプ、ドラムセットなどの機材を持ち込んでセットすることになりました。前日の土曜日には FM NACK5 の公開放送があるため事前のリハーサルができず、ぶっつけ本番です。

　サブステージはこの日５つの団体発表があります。我々はそのうち４番目。他の団体もマイクは提供しますよ、という話でしたが、さりとて私が１日中PAに張り付いているわけにもいかず、どうしようかと考えていたら、設備音響を勉強中のOBが後輩を連れてお手伝いに来てくれることになりました。（助かった）

　今回のPAは、とにかく過大な音を出さないことがテーマ。というのも、この会場のすぐ側にあるロビーにはたくさんの模擬店が出ます。女子大だった頃、ここで軽音楽部がライブをやって模擬店から「うるさい」と苦情が出て演奏を中止させられたことがある、なんて話を耳にしたことがあるので、苦情が来ない程度に、という前提で組みます。だから、ギターアンプもドラムもマイキングなし。

　ドラムセットも敢えてリズムトラベラー改に。

　当日は朝7時に集合、教壇利用のステージが並べられると同時に、メインスピーカー、ステージサイドモニター、パワードモニターなど常設機器の設置が始まります。PA卓の場所も決まって配線・・・　ここで実行委員から 「邪魔だから もっと端に寄せて」 とかいろいろ注文を頂く。 :-<

　まもなく10時の開場を迎えると、最初の出し物は合唱部。その後、ハンドベルの演奏やアカペラと、音楽関係の団体に引き続き我々の枠になりました。3バンドが出演します。


　最初に演奏するのは "木村カエラ" のコピーバンド。名曲 "Oh Pretty Woman" などを演奏します。
我々の世代だと VAN HALEN のバージョンが有名ですが、今の子達には木村カエラなんですね。
でもこのカエラ・バージョンもカッコいいですね。


　二つ目のバンドは男子ばかりのロックバンド。ごめんなさい元ネタ分からないです。

　そして3番目。なにしろ3週間前に出演が決まったばかりで新しい曲を覚える時間がなく、2年前にやった曲を再び演奏します。

　タッチ （岩崎良美）
　夢見る少女じゃいられない （相川七瀬）
　リルラリルハ （木村カエラ）

　　　※ これらの曲の発表年が 1985年、1995年、2005年 とちょうど10年刻みになっているらしく、
　　　　　老若男女さまざまなお客さんが来ている学園祭にはちょうどよかったのかも?

　最初のバンドが木村カエラのコピーバンドだったので 「うわ、被った！！」 と思いましたが、曲目が被ってないから まぁいいか、という感じです。助かりました。
　本番の方ですが、最初の２曲は、例によってキーボーディスとは居ないけどシンセの音は鳴っている 「同期モノ」 です。最後のリルラリルハはキーボードパートがないので、5人の生バンド演奏のみ。曲のエンディングでスティックをすっ飛ばしたものの、他には大きな失敗もなく、なんかリズムがヨレてたような? 気はしますが、全体としてはそこそこ楽しくやれたと思います。
　ただ贅沢を言えば、もっとじゅうぶんな準備と練習の時間があれば新しい曲を入れて5～6曲やりたかったな。


・今回の犠牲者

リズムトラベラー改：　「ネジ締まんないんスけど」 って　スパー（脚部）の調節ネジが潰れてました
ハイハット&ライド　：　新品だったのだけれど、あっというまに打痕だらけ・・・　→　磨いたら結構マシに
スピーカーコード　 ：　「ガムテのベトベトがこびりついて取れません～～～」 とニコニコされながら返却
わ・た・し　　　　　　：　筋肉痛

　今回は、PA機材も全部持ち込んでやったわけなんですが、私の手持ちの機材だけでも100席くらいの会場なら十分な音量が出せました。（400W+400W、スピーカー4本）
　ただステージの演奏者向けモニターは、ライブハウスのように充実というわけにはいきません。客席向けのSRとステージのモニターとで別々の音量バランスにすることはできますが、演奏者個々の注文は聞けません。本格的なミキサーなら可能なんですが、この辺が素人の限界ですね。

　さて、学園祭参加が今回限りで終わるか、それとも来年以降もやるのか。どうなっていくでしょうね。