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TAMA Superstar Custom [ドラム]

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 TAMA Superstar Custom ドラムセットを購入しました。 ※関連記事

 1月からドラムレッスンに通うようになりましたが、いつも生ドラムに触れるようになると、生ドラムが欲しくなってしまいます。4月に Gretsch の小径スネアドラムを購入、エレドラのキックパッドと組み合わせて云々、なんてことを考えていましたが、いつでもどこでも電源が確保できるとは限らないよね... と。

080926-2.jpg そうなってくるとスネアに加えてハイハットシンバルとバスドラムがあれば最低限の音楽はできる。そう考えたのですが、安価なドラムはセット販売で、バスドラム単品では買えません。各社のカタログを眺めているうちに目に留まったのが、TAMA Metro-JAM Kit でした。

 14インチという、一般的なスネアドラムの口径しかない極小のバスドラムとタムタムを組み合わせたそれは、一見するとオモチャのドラムみたいな音しか出ないと考えてしまいそうですが、神保さんが PYRAMID というバンドで使った YAMAHA Hipgig も16インチの小口径ながら堂々としたサウンドを披露しています。
080926-3.jpg 私もこの PYRAMID のアルバムを持っていますが、あるブログで Hipgig だと知るまで、全く気が付きませんでした。サウンドエンジニアリングをしっかりやればレコーディングにも使えるクオリティだと分かり、小口径ドラムセットいいなぁ、と思うようになりました。
 左はYoutube に上がっていた動画よりの部分キャプチャー。バスドラムが小型で、地面より浮かせてセッティングしてあります。そして小さいサイズのタムが2つ。確かに Hipgig ですね。実際に使っている所、はじめて見ました。

 そんなこんなで、小口径セットを物色したのですが、どうもいいものがない。Hipgig は一式セット販売で 20万円コース。高くて手が出ません。 Metro-JAM Kit は Starclassic Performer B/B シリーズで、もともと一式30万円コースのドラムセットをベースにしていますから、お値打ち価格とはいえ高い。SONOR Jungle Kit も然りで10万円コース。Pearl の RHYTHM TRAVELER はハードウェアもシンバルも込みで3万円台と格安なんですが、本格的ドラムセットとしてはどうもちゃっちくて、難しいな、と思っていた所、フロアタムを改造する方法を知りました。 ・・・もともと、小口径ドラムはフロアタムを横に倒して使っていた人が、台に載せたり脚を付けたりと改造をしたものが原点だったと知り、「なぁんだ、作ればいいんだ」 と思い至りました。

 参考にしたのは TAMA Metro-JAM Kit です。HipGIG や RHYTHM TRAVELER がバスドラムからフロアタムやスネア、シンバルホルダーが生えているのに対し、普通のシンバルスタンドを使っていたりして格好よさそうだったのと、スパーやリフター、ヘッドなど Metro-JAM のパーツがそのまま使えて改造が楽そうです。それで TAMA Superstar Customをベースにすることにしました。小口径キット
080926-5.jpgのみで6万円前後と価格もちょうどいい塩梅です。いざ注文しようとした所、このカラー(COF: カスタムオーシャンフェード)は廃盤になるという話で、あとあとのシェル買い足しができない。悩んだ挙句、思い切って22インチのバスドラムを含んで 10"、12"、13" タムタム、14"、16" フロアタム、22" バスドラム、14" スネアドラム のシェル7点、そしてハードウェア類、PAiSTe ALPHA シリーズのシンバル一式、ソフトバッグ一式と、フルセットで頼んでしまいました。結局20万円掛かってんじゃん。
 14インチバスドラムを中心とした小口径キットと 22インチバスドラムを中心としたフルサイズのキットは、組み合わせによっては独立した2台にもなりますし、統合して多点セットとして使うこともできます。

 でもこの判断は正解でした。それから5ヵ月後、ページトップの写真のようなフルセットでステージに上がることになり、あの時小口径キットしか買わなければ、諦めて色違いのバスドラムで済ませるか、別に一式揃えるか、あるいはレンタルで借りてこなくてはならないところでした。

080926-4.jpg これは5月に注文しまして、14インチのフロアタムは在庫があってすぐ届きました。それが以前に紹介したフロアタム改造バスドラムだったのです。残りは納品が秋ということで待っていましたが、今朝 8時、歯を磨いていたらピンポーン... 納品されました。

 玄関が段ボールに占領されました。一週間掛けて箱の解体と各シェルの組み立て(ヘッド交換など)をしましたが、いやぁ、大変でした。その後は勤め先に移動して、来月にシェイクダウンを実施する予定です。

 写真はいろんな角度からいろいろ撮ってギャラリーでも作りたいですね~ なにしろ初めての生ドラムセットだし、家ではソフトケースに入れて押入れ保管、エレドラと違って毎日見ることも出来ませんから。 ;-)

 最後に、スネアドラム、この Superstar Custom の14インチスネアも届いているんですが、今回は一足先に入手した、別のスネアを使います。
YAMAHA WSD-13AJ 神保彰 signature model
これは中古ですが、13インチ×7インチ で、ウッドフープという特徴を持つ、繊細さより "鳴り" 優先のスネアです。しばらく使い込んでみようと思っています。

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コメント 2

ヨラテン

よく経緯がわからないんですが、GATEWAYで売ってるミニキットとかではやっぱりだめだったんですね。。。
by ヨラテン (2008-10-02 23:11) 

tak

当時は GATEWAY のミニキットの存在を知りませんでしたし、
今回制作したものは

・バスドラムが14インチ
・シェルへのこだわり(バーチシェル)
・シースルーカラーのラッカー塗装仕上げである
・いつでもフルサイズと小口径のコンバージョンができる
・製作費(改造費)が安い

という特徴がありますから、その辺を考慮して決めたんです。
by tak (2008-10-05 23:55) 

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