Advanced/W-ZERO3[es] (アドエス) にゴム板を貼る

　先日紹介した Advanced/W-ZERO3[es] （以下 アドエス）は、スライド式のキーボードを搭載するスマートフォンです。

　このキーボードは、両手で掴んで両手の親指で押すのを基本としているのですが、会議などでは机に置きメモ取りなんかに使ったりします。すると、本機裏側のメッキ飾り部が傷つく、ガタガタするという問題があります。
・カメラカバー兼MicroSDカードスロット部が出っ張っているため、この部分が集中的に傷つく
・カバー部が支点となって、全体がシーソー的にガタガタする

　「あれ～、W-ZERO3[es] の時は気にならなかったのになあ。」確認してみると、エスの裏面にも飾り帯があるのですが、長手方向の全長に渡っているため、ガタ付くという問題はなかったんですね。2年以上使っていきますから、対策を考えることにしました。

　"顔" の部分の対策から。オートバイのタンクやカウルに貼る傷付き防止フィルムを使いました。

　たまたま未使用の余りがあったのでこれを使うことにしました。このフィルムはタンクなど局面に貼ることを想定して収縮性のあるビニール系の素材で作られていて、ビニールテーブルクロスのような感じ。厚みとコシがあって傷付きを防いでくれそうです。 40mm × 23mm の長方形に切り、カメラ部分（フェイスガードのあいている部分）を現物あわせで切り抜いて貼ります。MicroSD のスロット部分に重ならないように注意しましょう。
　続いてガタ付き対策です。ホームセンターで厚さ1mmのゴム板を買ってきて、40mm × 5mm に切り出し、角をテーパーカットして強力両面テープで貼り付けます。（テーパーカットしないとポケットの出し入れ等で引っかかってしまう）　充電台へのセットに邪魔にならないよう、下端から28mmくらい離れたところに貼り付けます。

　　　　これで完成。
　最初から "脚" のポッチでも付いてればよかったんですけど、どうも解せないのは、シャープの技術者はフルキーボード搭載の機材を『置いて使う』という可能性を考えなかったのか? ということ。謎です。