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YAMAHA PCY130 [電子ドラム]


 先日のエントリ RMP-5 への不満 の続編です。 YAMAHA PCY130 を買ってみました。

 Roland の練習パッド Rhythm Coach RMP-5 にはハイハットの音が収録されています。tak は RMP-5 をハイハットスタンドに取り付けているので、このスタンドを活用してシンバルパッドを取り付けたいのですが、CY-8 は形状的に取り付けできなさそう。それで注目したのが PCY130。
 何がってこれです。シンバル中央の穴。いやまあ、これだけ見てもどうということはないのですが...
 裏を見るとですね、穴の周辺部が平らなんですよ。Roland の製品ではV字谷が横たわっていて、そこに回り止め金具が嵌るようになっています。しかし YAMAHA の製品は大きめの金具が手前に見えるガイドの間に収まるようになっています。平らであるということは、もしかして、ハイハットスタンドのクラッチが取り付けられるんじゃないか、と。
 ヤマハのお客様相談室に問い合わせてみたら、寸法的には問題なさそうだったので取り寄せてみたんです。さっそく試すとこのとおり、クラッチの下部パーツ=貫通ボルトも問題なく入ります。
 ちなみに YAMAHA のハイハットクラッチもしっかり締めれば付けられるようです。
 上部パーツを取り付けたところ。シンバル中央部にちょっと厚みがあって貫通ボルトの長さが足りるか心配だったのですが、概ね問題なく締まりました。ちょっといい感じ。
 フェルトはもうちょっと薄くて大きめの方がいいかなぁ。
 次にハイハットスタンド。ハイハットボトムシンバルの穴に通す部分がフェルトより突出してます。このままだとクラッチパーツが当たってしまうので、ハイハット受けのフェルトをもう1枚重ねました。
例) Pearl FE-17 ¥105(税込)

で、後述のように、このフェルトに金属ワッシャを載せました。(※)

 次がスプリングの調整。写真のキョーリツのスタンドは4段階の調整が付いています。PCY130 が結構重いので、スプリングを強にセットします。シンバルパッドをロッドに通してクラッチ締めて完成。

 ちなみにこのスタンド安くて頑丈なんですが、脚の開閉が渋いのと、ロッドの連結ネジがいいかげんですぐ緩むし、キツく締めようとするとネジがバカになるなど、エレドラ用にはあまりお勧めできません。(ロッドが緩んでパッドが回ると困るのです) 外せなくなるのを覚悟の上、雌ネジに瞬間接着剤を流し込んで緩まないようになりましたが... いや、シンバルスタンドなんかはいいんじゃないですか。安いし。

 で、実家に持って帰って元通りセッティングしました。 RMP-5 ベースのドラム練習セットです。

出来栄えですが、
 ・シンバルスタンドと違って適度に固定される
 ・クローズしか鳴らせない (オープン・クローズのセンサーがない)
 ・スプリングは強にしてもまだ弱い? (パッドが重い)
 ・反応は音の粒が揃わなかったり叩く場所によって変わったりと設定の追い込みが必要
  (感度(SnS)を 7 程度に、感度カーブ(cur)を Ld1 にして使用)

 RMP-5 を紹介した記事にも書いたとおり、RMP-5 はハイハットコントロールの機能を持ちませんのでクローズだけ鳴ればいいと思って試しましたが...
 ペダルを踏んだら "チッ" と音が鳴ったんです。ふと思いついて、ハイハット受けに金属ワッシャを載せ、さらにクラッチのフェルトを硬い物に交換したところ、小さい音ですけど、足踏みでクローズ音が出せるようになりました。音色に HH3 を選択すれば、スティックでオープン音を鳴らしてペダルで止めることもできます。なんというか、瓢箪から駒?


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